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バンコク洪水見舞金、申請期限を11月30日まで延長 承認は約40万件、SMSで訪問査定へ

バンコク都のチャッチャート知事は2026年10月18日、洪水見舞金の申請について、締切はまだ決めておらず、「10月23日で締め切る」との情報は事実ではないと説明しました。都広報局の公式発表と、マティチョン、THE STANDARDが伝えています。手続きが済んでいない人がいる場合は、必要に応じて期間を延長する方針です。

窓口を増やし、整理券の配布を午前・午後に分散

知事は、申請のために深夜や早朝から並ぶ人が出ていることを謝罪しました。都は予約なしで受け付ける窓口を増やし、整理券を配る時間帯を午前と午後に分けるほか、被災していない区からも職員を応援に回すとしています。

「ทางรัฐ(ターンラット)」アプリでは、情報・書類がそろい問題がなければオンラインで手続きを進められます。ただし、家の周囲が浸水した場合や、同じ世帯の複数人が重複して申請した場合などは、追加書類や区役所での確認が必要になると説明しています。知事は、権利を失うと心配して慌てて並ばず、都合に合わせて来所するよう呼びかけました。

18日17時時点、アプリ経由の承認は356,005世帯

タイラットが18日夜に報じた都の集計では、同日17時時点のアプリ経由の承認は356,005世帯です。33区からの情報をまとめた数値で、送金完了件数とは異なります。前日の集計はマティチョンが報じています。

アプリ経由の承認 10月17日17時 10月18日17時
9,000バーツの承認 175,819世帯 192,291世帯
5,000バーツの承認 148,654世帯 163,714世帯
合計 324,473世帯 356,005世帯

別の申請窓口である「Claim Bangkok」の申請件数は、17日17時30分の124,933件から、18日17時の129,014件になりました。18日の報告でも、申請内容は確認中とされています。アプリの承認世帯数とウェブサイトの申請件数は、区分の異なる集計です。

Claim Bangkokの申請が多い区 10月18日17時の件数
ラートクラバン 19,399件
バンカピ 13,475件
サイマイ 10,802件
クローンサームワー 8,039件
ミンブリー 6,985件

防災局(DDPM)と政府貯蓄銀行による都内の送金完了は、17日時点で248,643世帯と報じられています。18日の承認集計と同じ時点の数字ではありません。

申請状況の確認先

5,000バーツ・9,000バーツの世帯給付は、アプリ「ทางรัฐ」または防災局の照会サイトで確認できます。都への支援申請はClaim Bangkokの「เช็กสถานะคำร้อง(申請状況を確認)」から照会します。

申請の仕組みは洪水支援の申請方法、現場の支援体制は都の前線司令部もご覧ください。

続報: 申請締切は11月30日まで延長、承認は約40万件

バンコク都と防災局(DDPM)は2026年10月19日、洪水見舞金の申請期限を11月30日まで延長すると発表しました。前日の「締切は未定」という説明から更新された内容です。都広報局の発表とマティチョン、THE STANDARDによると、区役所、政府アプリ「ทางรัฐ」、ウェブサイト「claim.bangkok.go.th」での申請が対象です。証拠書類は区役所への持参に加え、各区のメールやLINE公式アカウントでも受け付けるとしています。

都は申請が集中するサーイマイ、クローンサームワー、ラートクラバン、ミンブリー、バーンカピの5区を中心に、窓口の増設を進めています。クローンサームワー区ではワット・プラヤースレーン学校に窓口を追加。サーイマイ区は19日の説明時点で追加窓口を検討しており、5区すべての新窓口が開設済みという発表ではありません。

公務員宿舎の受給分は返金対象、分割返済には承認が必要

タウィダー副知事は、支給後の書類確認で住宅が公務員宿舎(บ้านพักราชการ)に該当すると判明した場合、規則と閣議決定上は給付対象にならないため、区役所が返金を求めると説明しました。

返金はKrungthai NEXTを通じた送金、または区役所での相談により対応するとしています。すでに修繕費などに使い、一括で返金できない場合は、区役所で分割返済を申請できます。都がDDPMへ申請を送り、承認後に連絡する手順で、申請だけで分割返済が認められるわけではありません。

20日の説明では承認約40万件、22〜23日からSMSで訪問査定を案内へ

20日にはチャッチャート都知事とタウィダー副知事が審査の進み具合を説明しました。承認は送金完了とは別の数字です。

説明・報道 申請・承認の状況
18日17:00時点の集計(既報、タイラット) アプリ経由の承認356,005世帯(33区)
20日の都知事説明(Thai PBS、10:56掲載) 申請約100万件、承認40万件弱
20日の副知事説明(Thai PBS、15:16掲載/THE STANDARD、15:53掲載) 「ทางรัฐ」経由の申請約100万件、承認約40%

20日の各報道は概数で、掲載時刻が承認集計の基準時刻を示すわけではありません。

Thai PBSとTHE STANDARDによると、都は現地での被害査定が必要な申請について、登録された電話番号へSMSで訪問予定を事前に知らせる仕組みを準備しています。22〜23日から順次、予約と訪問査定を始める見込みです。Thai PBSは、開始日がシステムや住民側の準備状況によって変わる可能性も伝えています。

副知事は、意図的な書類偽造、なりすまし、部屋数の水増しが確認されれば法的措置を取ると説明しました。一方、故意でない誤りは追加証拠の提出や再審査の申し立てが可能としています。

続報: 洪水事態が続くのはラートクラバン・ノーンチョークの2区と報道

Thai PBSとマティチョンは、バンコク都が洪水事態の終了を追加で宣言し、残る被災区域はラートクラバンとノーンチョークの2区になったと伝えています。終了対象についてThai PBSはミンブリーを含む6区を列挙しましたが、マティチョンは見出しを「6区」としながら本文ではミンブリーを除く5区を列挙しています。両紙とも、対象地域の洪水事態が終了した日を10月19日としています。Thai PBSが21日に伝えたタウィダー副知事の説明では、洪水事態の終了宣言は見舞金の手続きと別で、書類の提出・訂正は11月30日まで受け付けるとしています。

続報: 住宅修繕の査定に技師約500人、予約SMSにリンクは付けず

バンコク都は2026年10月21日、住宅修繕費を査定するため、各部局と支援側の区から技師約500人を集めると説明しました。Thai PBS、マティチョン、THE STANDARDによると、現地査定は公務員2人以上のチームで行い、各チームに技師を1人含めます。床や建具などの損傷範囲と材料を確認し、基準に沿って修繕費を算定します。

マティチョンが伝えた副知事の説明では、一部地域の現地確認は22日から始める予定です。最初の訪問すべてをSMSで予約するわけではなく、SMSの文面例と送信開始時期は改めて知らせるとしています。

予約を知らせるSMSにリンクは添付しません。 詳細は都の公式サイトで確認するよう案内し、訪問する職員は身分証を携行するとしています。

申請数は報道ごとに異なる数字、承認と送金完了も別

21日の報道には申請総数に異なる数字があるため、出典と集計時点を分けて示します。

出典・説明の時点 申請 承認
Thai PBS、20日時点の「ทางรัฐ」集計 約106万世帯 408,427世帯
マティチョン、21日朝の副知事説明 約100万件 審査を緑・黄・赤の区分で説明。確定件数は記載なし
カオソード、21日の都議会での知事報告 160万人と記載 40万人超と記載

各報道では単位も「世帯」「件」「人」と異なります。差が生じた理由や対象範囲の対応関係は本文から確認できず、同じ母数の推移としては扱っていません。

Thai PBSの20日時点の承認408,427世帯は、9,000バーツ枠が215,160世帯、5,000バーツ枠が193,267世帯で、計2,902,775,000バーツです。承認された数字であり、送金完了数ではありません。

マティチョンによると、緑の区分は対象38区118地区に住所が実在し、過去に防災局の支援を受けた履歴があるなどの条件を満たす申請です。ただし、緑でも被害写真などの追加提出が必要な場合があり、自動的に承認されるわけではありません。最多の黄は居住実態や受給資格、被害・書類などの追加確認が必要な申請、赤は条件を満たさない申請として説明されています。

都の積立金取り崩しは来週の都議会へ提案予定

カオソードとネーウナーによると、チャッチャート都知事は21日、都が負担する支援の財源として積立金を取り崩す議案を、翌週の都議会に提出する意向を示しました。金額は改めて取りまとめるとしており、議会の承認や支出決定が済んだという発表ではありません。

続報: Claim Bangkokの区別申請数、ラートクラバンが最多 20日夕時点の内訳

THE STANDARDは2026年10月22日、都の21日付資料に基づく洪水支援の集計を紹介しました。Thai PBSが21日に伝えた同じ数値では、Claim Bangkokの集計時点は20日16:00で、申請は134,752件です。22日現在の新たな申請総数を示すものではありません。

申請が多い区(上位5区) Claim Bangkokの申請件数
ラートクラバン 20,045
バーンカピ 14,251
サーイマイ 11,145
クローンサームワー 8,291
ミンブリー 7,269

生活費や住宅修繕など、申請項目別の件数

支援項目 件数
生活費 96,041
住宅修繕費 72,848
生業の道具・資金 37,737
一時的な宿泊費 21,718
医療費 1,679

項目別件数は申請総数と一致しないため、足し合わせて人数や世帯数としては扱えません。上位5区の表も全区の内訳ではありません。

これらは都のClaim Bangkokへの申請件数であり、政府アプリ「ทางรัฐ」経由の承認408,427世帯・承認総額2,902,775,000バーツとは別の集計です。両媒体が示した承認総額は前の続報で掲載済みの数字で、送金完了額ではありません。

出典