タイの洪水支援は3制度 住宅修理・世帯給付・災害保険の申請先を整理
タイ防災局(DDPM)は2026年10月16日、洪水被災者への支援について、緊急支援金、閣議決定に基づく給付、国家災害保険の3制度を説明しました。Thai PBSとカオソードが同日の局長の説明を報じています。制度ごとに対象期間、金額、申請先が異なります。
1. 緊急支援金:住宅修理は上限8万8,600バーツ
2025年の財務省規則に基づく応急的な支援で、損害をすべて補償する制度ではありません。本人が地元の自治体、バンコクでは区事務所へ書類を提出します。
| 主な支援項目 | 金額・上限 |
|---|---|
| 住宅の修理 | 1戸当たり最大88,600バーツ |
| 農業用建物の修理 | 1家族当たり最大6,800バーツ |
| 仮住まいの家賃・宿泊費 | 月2,500バーツ、最大2か月 |
| 主な生業に使う道具 | 1家族当たり最大13,500バーツ |
バンコクでの申請については、都の洪水支援申請の記事でも案内しています。
2. 閣議決定の給付:1世帯5,000または9,000バーツ
2026年5月15日〜9月30日の洪水が対象で、66県とバンコクを含みます。
| 被災状況 | 1世帯当たり |
|---|---|
| 浸水が7日以内で、財産に被害がある | 9,000バーツ |
| 浸水が連続して7日を超える | 9,000バーツ |
| 家の周囲が連続7日超浸水し、通常の生活ができない | 5,000バーツ |
| 高層住宅の居住階まで浸水していなくても、7日超の影響を受ける | 5,000バーツ |
申請は「ทางรัฐ(ターンラット)」アプリ、または自治体・バンコクの区事務所で受け付けます。給付の経過は洪水支援金の記事を参照してください。
3. 国家災害保険:住宅は1戸・1災害につき最大10万バーツ
説明された補償期間は2026年10月1日〜2027年10月1日です。
| 補償項目 | 金額・上限 |
|---|---|
| 洪水・住宅周囲の浸水 | 当初10,000バーツ、追加分最大90,000バーツ |
| 暴風・地震 | 当初5,000バーツ、追加分最大95,000バーツ |
| 死亡 | 1人当たり2,000,000バーツ |
| 永久的な完全障害 | 1人当たり200,000バーツ |
請求窓口はThaiNatCat公式サイト、LINE公式アカウント「@Thainatcat」、電話02-012-5555、地域の受付拠点です。
請求者はThaiDで本人確認を行います。書類がそろった後、審査を経て、身分証番号にひも付いたPromptPayまたは銀行口座へ15日以内に送金するとの説明です。この手順と日数は国家災害保険の請求についての案内です。