外国出資法人の土地・コンド保有を公表 日本は土地8,429筆・コンド7,315室
タイ商務省事業開発局は、外国人が出資する法人による土地とコンドミニアムの保有状況を精査した結果を公表しました。土地局のデータを使って調べたもので、タイ人が外国人の代わりに株式を保有する名義貸し(ノミニー)にあたる疑いのある法人については、治安機関へデータを送って調査を進めるとしています。
土地は約106万ライ、コンドは76,840室
プーンポン事業開発局長によると、外国人が出資する法人は土地について36,277者が権利証305,838筆、面積にして約106万ライを保有しています。コンドミニアムは7,082者が76,840室、面積にして410万平方メートル超を保有しています。
以下の県別・国籍別の集計は、外国人が0.01%から49.00%を出資する法人を対象としています(パートナーシップと公開会社を除きます)。
日本の出資法人は土地8,429筆、コンド7,315室
事業開発局が挙げた5つの国籍は次のとおりです。原文は「面積が多い5国籍」としていますが、掲載の並びは筆数の多い順で、説明と順序が一致していません。土地の保有に関わる出資者の国籍は全部で147にのぼります。
| 国籍 | 筆数 | 面積 |
|---|---|---|
| 中国 | 25,107筆 | 88,454.22ライ |
| 日本 | 8,429筆 | 36,433.79ライ |
| 英国 | 7,546筆 | 31,321.19ライ |
| シンガポール | 6,820筆 | 38,073.56ライ |
| 香港 | 5,215筆 | 44,606.98ライ |
コンドミニアムについて挙げられた5つの国籍は次のとおりです。こちらも原文は「総面積が多い5国籍」としていますが、並びは室数の多い順です。出資者の国籍は全部で112あります。
| 国籍 | 法人数 | 室数 | 面積 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 337者 | 7,315室 | 244,991.65平方メートル |
| 中国 | 461者 | 4,312室 | 206,445.81平方メートル |
| シンガポール | 175者 | 4,174室 | 386,908.64平方メートル |
| ロシア | 814者 | 2,829室 | 104,252.54平方メートル |
| オーストラリア | 295者 | 1,684室 | 155,773.61平方メートル |
土地の権利証を多く保有する県は、バンコク36,047筆(29,518.43ライ)、チョンブリ29,214筆(95,846.83ライ)、サムットプラーカーン25,029筆(35,649.62ライ)、パトゥムターニー24,876筆(24,441.04ライ)、ノンタブリー19,874筆(12,563.45ライ)の順です。
すべてがノミニーというわけではない
プーンポン局長は、これらの法人がすべて名義貸しにあたるわけではないと述べています。一部はタイ人投資家と合法的に共同出資し、投資委員会(BOI)やタイ工業団地公社(IEAT)の法律に基づく投資奨励を受けており、その保有の権利は法律の定める条件に沿ったものだという説明です。
そのうえで、一部にノミニーに該当するリスクの兆候がある法人が見つかったとしており、同局はこのデータを治安関係の機関へ送って、厳格に調べるとしています。