無認証の電気製品7,411点を押収 通販の扇風機に苦情
タイ工業製品標準局(สมอ.)と特別捜査チーム「トップガン」は2026年9月4日、サムットプラーカーン県ムアン郡プラークサー区の倉庫を捜索し、工業製品規格(มอก.)のマークとQRコードがない電気製品・電子機器7,411点を押収しました。6品目で、総額は250万バーツを超えます。
きっかけは、有名なオンラインショッピングのプラットフォームで扇風機を買ったところ規格に適合していなかったという、消費者からの苦情でした。
押収したのは次の6品目です。
| 品目 | 数量 |
|---|---|
| 壁掛け扇風機 | 4,817点 |
| 床置き扇風機 | 1,624点 |
| 電動マッサージガン | 567点 |
| バッテリー | 373点 |
| 熱風調理器 | 24点 |
| LED照明 | 6点 |
フルフィルメント倉庫が拠点
捜索を受けたのはバンプリー〜タムルー通り沿いの倉庫で、受注、保管、梱包、配送までを一括して請け負うフルフィルメントの形で運営されていました。中国系企業のフアントゥー社が場所を借りて商品を管理していたということです。押収した品は証拠として同じ倉庫に保管されています。
感電や発熱の試験を通っていない
トップガンの委員長を務めるナクロップ・ブンブアトーン大将は、押収した電気製品はいずれも感電、ショート、異常な発熱に対する保護機能の試験を通っておらず、短絡を起こして火災の原因になる恐れがあると説明しました。そのうえで、มอก.のマークとQRコードが付いた製品を選ぶよう呼びかけています。
สมอ.のエーカニット事務局長によると、電気製品は規制対象の品目で、製造と輸入には事前に สมอ.の許可が必要です。今回の事業者は มอก.マークのない商品を販売した罪にあたり、6か月以下の禁錮か50万バーツ以下の罰金、またはその両方が科されます。当局は輸入した業者にも捜査を広げる方針で、無許可の輸入と分かれば2年以下の禁錮か200万バーツ以下の罰金、またはその両方の対象になります。
オンラインで電気製品を買う場合は、มอก.マークとQRコードの有無を確認しておくと安全側に立てます。