在タイ日本人のための情報サイト

米空母が14年ぶりタイ寄港、乗員5,000人超がパタヤへ

米海軍の原子力空母USSエイブラハム・リンカーン(CVN-72)が2026年9月2日、チョンブリ県のレムチャバン港に接岸しました。滞在は9月6日までで、タイへの寄港は14年ぶりです。乗員は5,000人を超えます。

同じ空母打撃群の艦は港を分けて入りました。アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦USSフランク・E・ピーターセン・ジュニア(DDG 121)がシーラチャに、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦USSロバート・スモールズ(CG 62)がマープタープットに接岸しています。

乗員はバス40台でパタヤへ

乗員は9月2日午後3時にバス40台でレムチャバン港を出発する予定で、第1陣は午後3時30分にパタヤへ到着し、パタヤ中央ビーチ沿いのホテルに入ることになっていました。滞在中は警察と行政の職員あわせて200人以上が、警備と案内にあたります。パタヤの複数のビアバーや娯楽施設は朝から営業を始め、乗員の来店に備えました。

レムチャバン港は民間の埠頭で、一般の見学はできません。同港の副所長は、重要な軍艦で高い水準の警備が必要なため、船の近くに立ち入ることはできないと説明し、報道を通じて様子を見てほしいと呼びかけています。

約7か月の任務のあと最初の寄港

同艦の打撃群は2025年11月に展開を開始し、米中央軍の管轄区域で約7か月にわたって任務にあたりました。「オペレーション・エピック・フューリー」での戦闘任務と、数十年で最大規模の海上臨検に加わりました。今回が展開開始以来はじめての本格的な寄港で、在タイ米国大使館は海上での日数を286日としています。

米側は、タイが1833年の修好通商条約から193年にわたる域内で最も古いパートナーであり、東南アジア大陸部で唯一の条約同盟国だとしています。第3空母打撃群司令官のロフリン海軍少将は、今回の寄港が乗員の休息の機会であるとともに、両国の関係を深めるものだと述べました。

出典