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コロナ患者が増加傾向、当局は「季節性の範囲内」

タイの疾病対策局は2026年8月29日、新型コロナウイルス(COVID-19)の患者数がこの1か月で増加傾向にあるものの、呼吸器疾患の流行期に伴う通常の季節性の増加だと発表しました。主な流行株は引き続き NB.1.8.1 です。

2026年1月1日から8月28日までに監視システムで把握された累計報告患者は95,357人、死亡者は14人です。人口10万人あたりの罹患率は144.76、死亡率は0.02で、致死率は0.01%と低い水準にとどまっています。変異株の監視(2025年1月〜2026年7月、978人)では、NB.1.8.1 系統(派生系統を含む)が490件(50.10%)で最多、次いで JN.1 系統が246件(25.15%)、XEC 系統が82件(8.38%)、XFG 系統が76件(7.77%)、BA.3.2 系統が8件(0.82%)でした。

同局は、天候の変わり目で呼吸器感染症が広がりやすい時期のため、学校や職場などでの集団感染が起きる可能性があるとし、手洗い・体調不良時のマスク着用などの基本的な対策を呼びかけています。保健システムは対応可能な状態だとしています。また、コロナの脅威を煽る古いメッセージ(2022年に作られた偽情報)が SNS で再拡散されているとして、信じたり転送したりしないよう注意を呼びかけました(8月30日)。SNS で「デルタクロン XBC が流行している」とする情報も、同局は事実ではないと否定しています。

同局は現時点で行事や祭りを中止する必要はないとする一方、体調不良時は休み、人との接触を減らし、マスクを着けるよう求めています。在タイ日本人も、流行期に入ったことを踏まえた基本的な対策と、SNS で回ってくる古い警告文への注意をおすすめします。

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