フアイクワンの無許可クラブを摘発、客132人を薬物検査
タイ内務省は2026年8月29日未明、バンコク都フアイクワン区の無許可ナイトクラブ「577クラブ」(通称・フアイクワンの中国系クラブ)を摘発しました。ポンピー内務副大臣とウォラシット内務副大臣が内務省の特殊部隊(DOPA S.W.A.T.)などを率いた「シン・プラープ・マンコーン・タミン」作戦で、住民から「無許可で営業し、薬物使用が放置され、法定時間を超えて酒類を販売している」との苦情が寄せられ、潜入捜査を経て実施されました。
摘発時、店内には客132人(タイ人65人、中国人67人)がいました。その場の尿検査で3人(タイ人男性1人、香港人女性1人、香港人男性1人)から薬物の陽性反応が出て、法的手続きに回されました。店内からはケタミン入りの袋2つ(女子トイレと客席のテーブル)と吸引用ストローも見つかっています。従業員は67人で、タイ人62人、ベトナム人5人でした。店はナイトクラブとしての営業許可を持っていませんでした。
ポンピー副大臣によると、この店は昨年に閉鎖命令を受けた後も営業を続けていたといい、営業再開を手引きした人物がいる可能性を調べるようフアイクワン警察署に指示しました。当局は5年間の閉鎖命令を提案する方針です。また、中国人実業家が実質的に出資・運営し、タイ人名義を使ったノミニー経営だった疑いがあるとして、株主構成や資金の流れも調べています。
今回の摘発では、店内にいた客もその場で薬物検査を受けました。在タイ日本人も、違法営業が疑われる店の利用には注意が必要です。