プーケット・パトンで鉄砲水と土砂流入 道路閉塞、避難所3か所を開設
2026年10月26日未明、プーケット県カトゥー郡パトンで鉄砲水が発生し、住宅や店舗に泥・岩が流入しました。車両にも被害が出て、ソイ・ナーナイ5では土砂が道路を塞ぎました。Thai PBSは、山からの水に満潮が重なり、海への排水が追いつかなかったと報じています。
26日未明から朝の経過
時刻はタイ時間。各地の状況と対応を報道別に整理しています。
| 時刻 | 場所・状況 | 媒体 |
|---|---|---|
| 00:30 | ムアン・プーケット郡の市街地で30〜50cm冠水 | カオソード |
| 01:00〜02:00 | パトンで鉄砲水、一部で20〜30cm冠水 | Thai PBS |
| 02:00 | ソイ・ナーナイ8などで泥・岩が流入 | マティチョン |
| 03:05ごろ | ナーナイ地区のマクロ付近に水と土石が流入 | カオソード |
| 04:00 | 知事が岩・土砂の撤去と被災地の受付センター設置を指示 | THE STANDARD |
| 06:20 | 副知事がソイ・ナーナイ5を視察 | カオソード |
| 08:00 | 副知事らがナーナイ5・8で現地指揮。降雨が継続 | Thai PBS |
| 08:30 | 防災局がプーケット県内にCell Broadcastで緊急警報 | THE STANDARD |
通行規制と被害
Thai PBSによると、未明にはナーナイ通り、パンムアン・サーイ・コー通り、プラチャーヌクロ通りやダイヤモンド・ロータリー周辺などで小型車・二輪車の通行が禁止されました。バングラー通りやジャンクセイロン周辺も浸水しています。朝には重機でナーナイ5の土砂撤去と排水路の確保が進められました。
マティチョンはナーナイ8で店舗や観光客の車にも被害が出たと報道。住民の一部は「ほぼ50年で最悪の浸水」と語っています。カオソードによると、カマラではプーケット・ファンタシー交差点からコンビニ前の信号交差点まで、01:30時点で右側1車線だけ通行できました。
避難所と連絡先
パトン市は一時避難所3か所を開設しました。THE STANDARDによると、県はナーナイ5と周辺の危険箇所を避けるよう要請。防災局の緊急警報は荷物を高所へ移すこと、漏電への注意、支援が必要な人の見守りを呼びかけています。
| 区分 | 場所・連絡先 |
|---|---|
| 避難所 | パトン市役所 |
| 避難所 | ワット・スワンキーリーウォン学校 |
| 避難所 | パトン・ベイ・ヒル・ホテル |
| パトン市防災担当 | 0 7634 2600(24時間) |
| 防災局(ปภ.)緊急窓口 | 1784 |
サトゥーンでも黄色旗、南部の雨量
Thai PBSは、サトゥーン県の自治体が危険への備えを促す黄色旗を掲げ、ターペー郡バーン・ターペータイでは浸水が約1mに達したと報じました。同局が水資源情報研究所のデータとして伝えた24時間雨量は次のとおりです。
| 地域 | 24時間雨量 |
|---|---|
| トラン県 | 189.0mm |
| サトゥーン県ムアン郡 | 147.2mm |
| 同ラグー郡 | 142.0mm |
| 同ターペー郡 | 139.5mm |
首相が復旧・被害調査を指示
マティチョンが伝えた政府副報道官の説明では、08:00時点で冠水はなく、泥と石が残る状況です。一方、Thai PBSは同時刻、ナーナイ5・8で雨が続き、山から水が流入していると報じています。
首相は清掃、被害調査、規定に沿った救済を指示しました。知事は排水路を塞がないよう岩・土砂の早急な撤去を求め、「死者を出さない」との目標を示しています。THE STANDARDは食料配布、警察の救援動員、住民や事業者による清掃開始を報じています。
関連情報は気象局の大雨警報と南部空港の大雨対策にまとめています。