都市鉄道8路線の17〜45バーツ案、26日の閣議へ タイ国籍・EMV払いが対象
運輸省は、都市鉄道8路線の共通運賃案などを2026年10月26日の閣議に提案する準備を進めています。マティチョン、カオソード、THE STANDARDによると、初乗りは17バーツ以下、乗り換えを含む1回の移動は上限45バーツとし、2027年1月1日の開始を目標としています。閣議決定前の案です。
対象は登録したタイ国籍の利用者、EMVカードで決済
21日の政策推進委員会は、8路線を対象とする共通運賃の原則を了承しました。対象はタイ国籍の利用者で、外国籍の利用者は今回説明された割引の対象に含まれていません。
| 項目 | 説明された案・条件 |
|---|---|
| 対象路線 | レッド、エアポート・レール・リンク、ブルー、パープル、イエロー、ピンク、グリーン、ゴールドの8路線 |
| 初乗り・上限 | 初乗り17バーツ以下、1回の移動の上限45バーツ |
| 路線を乗り換えた場合 | 初乗り料金を重複して徴収しない |
| 国籍・登録 | タイ国籍で、アプリ「เป๋าตัง(パオタン)」に登録 |
| 支払い | VisaまたはMastercardに対応するEMVコンタクトレスカード |
| 割引の受け取り | いったん全額を払い、差額をパオタンへ3日以内(T+3)に返金する方式 |
| Rabbitカード | 現時点では未対応 |
| 開始目標 | 2027年1月1日 |
決済・返金方式は、マティチョンが伝えたシリポン運輸副大臣の説明です。Rabbitについては、将来、システムが必要な基準と審査を満たせば参加できる可能性があるとしています。対応開始が決まったという説明ではありません。
赤・紫線の1日上限40バーツは2027年末までの延長案
レッドラインとパープルラインの1日上限40バーツ措置については、2026年11月30日の終了予定を2027年12月31日まで延長する案も示されました。こちらも今後、運輸省・閣議での手続きが必要とされています。
1日上限40バーツの措置と、8路線の1回上限45バーツ案は、対象と上限の単位が異なります。マティチョンが伝えた副大臣の説明では、利用者は利用する措置を選ぶ方式です。
共通乗車券の下位法令20件は年内公布を目指す
共通乗車券システム管理法(2025年)に基づく下位法令については、20日の閣議が、6月25日の制定期限に間に合わなかった理由の報告を受けました。マティチョンとTHE STANDARDによると、運輸省は20件の草案を作成済みで、2026年中の公布を見込んでいます。
遅れの理由として挙げられたのは、意見募集の最低期間を15日から30日へ延ばしたことと、運賃徴収システムや事業者の収入構造に影響する内容について、技術面・運用面の協議が必要なことです。年内公布の見通しや今回の運賃案そのものを、20日の閣議が承認したという発表ではありません。